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概要:
1981年8月16日放送(関西テレビほか) 全1話(46分)
1979年から1990年にかけて、漫才などの演芸を中心にお茶の間を楽しませていた「花王名人劇場」という番組がありました。本作品『アニメ
東海道四谷怪談』は、1981年にその中の一番組として放送されました。
本作品の企画は、漫才ブームの仕掛け人とも呼ばれる「花王名人劇場」のプロデューサー澤田隆治氏。この作品は、講談師の語りと、アニメーション映像をあわせるという実験的な作品です。出演者は一人だけで、“怪談の貞水”という異名を持つ講談師、六代目・一龍斎貞水氏のみです。
アニメーション制作はテレコム、アニメーション演出は「鈴木一」とありますが、これは大塚康生の変名です。本作品は、大塚の数少ない演出作品の一つです。
本作品にとってアニメーションは、講談の具体的なイメージを補強するような役割のため、劇中のキャラクターの動きは感情豊かであるものの、大塚の自己主張は抑えられた地味な演出になっています。
貞水氏の講談の実写は2回収録され(上野本牧亭と国立演芸場)、これをベースにして絵コンテが仕上げられました。作画の中にはリップシンクも行われているなど、TV作品でありながら劇場に近い手間がかけられています。
「講談」と「アニメーション」のコラボは、当時としても奇抜で斬新でした。本作品は、『東海道四谷怪談』という名作の泥臭い人間模様や恐怖を描き出すことに成功しています。
本作品は2001年にDVDが発売(生産完了)、2005年に再び発売されました。
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