テレコムの仕事と日常
 
 

 
 

色で舞台・キャラクターに現実感を与えるところ、
______________映像を完成させるところ

 

ここは、動画に色を着ける「仕上」、舞台となる空間を絵で表現する「背景」、
全ての素材を合わせ、映像を完成させる「撮影」の部署です。
昔は絵の具や筆、カメラ等の器具を使っていましたが、現在は
すべてコンピュータを使って作業しています。

デジタル室では、室内の照明の調節が必須。モニター上で色を扱う部署
(特に色彩設計、背景)は、画面上で色を正しく見極めるため、作画の
部署と比べ、すこし薄暗くしてあります。

デジタル仕上
仕上スタッフの使うコンピュータにはモニターが2つ付いています。メインモニターに動画、サブモニターに色指定素材を置き、専用の彩色ソフトを使って動画に素早く色を塗っていきます。マウスのクリック作業で出来るので、仕上スタッフの机にはタブレットペンはありません。塗る、というより流し込む、といったほうがふさわしいかもしれないですね。
色の責任者である「色彩設計」は、この部署にいます。

仕上の作業風景。
動画が紙の場合はスキャン
してデジタルデータ化します。
 
 
編集の作業風景。
ここに全ての素材
が集まります。

デジタル撮影
撮影、といってもカメラは使いません。映像加工用のソフト等を使って、着色された作画データ、背景データを合成して映像を完成させます。最近は3Dデータも扱うことが多くなりました。また、特殊効果(エフェクト)もここで作成され、画面の最終的な雰囲気を固めます。これらの作業を統括するのが「撮影監督」です。

バラバラに上がったカットを一本の映像にまとめ、心情やアクションを考慮しつつカットとカットをスムーズに繋げる作業「編集」もここで行われています。こうやって出来上がった映像が、次の行程(アフレコ等の音作業)のスタジオに渡されます。

 
 

デジタル背景
窓に暗幕を使うなどして光を調節する背景部署。全員の席には、2つのモニターを包む大きな遮光フードがあります。(ワンモニター用のフードは商品として存在しますが、2つのモニターを一気に包むのに丁度いいフードが無いので、お手製なのだそうです)

背景作業は、スキャンされた背景原図をもとに、「Photoshop」というソフトとタブレットペンを使って描かれます。デジタルでも筆のタッチは再現され、紙での作業と変わらない完成度になります。

どの机にもお手製の
遮光フード
 
背景の作業風景。
デジタルでも筆のタッチは
表現されます。
作画スタッフが描いたレイアウトの原版
(背景原図)は、背景の部署にあります。
作画スタッフにはコピーが戻されます。
  背景スタッフによるサイト『VIVA!!BG』では、仕事の様子を詳しく紹介しています。
背景美術の世界をもっと知りたい方はぜひどうぞ!
 

     
 
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