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第23話「世界解剖 前篇」ウラ話~いよいよ大詰め!~

2016.03.11

皆さまこんにちは!テレコム制作進行見習いのナカノンです。ダ・ヴィンチによる大改革が始まってしまいました。ルパン一味は強いですねえ。サーベルで戦う五ェ門がレアでした。この回に登場する銃やサーベルの設定は田口さんが描かれてるそうですよ!

 

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レベッカは一体どうなってしまうのでしょうか…後篇が待ち遠しいです!
ウラ話は栗栖先輩にお伺いします!

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◆ 栗栖先輩、よろしくお願いします!クライマックスを迎えましたね!23話制作時で印象的なことを教えていただけますか?

栗栖:23話は坂巻さんに大分描いていただいたよ。この回はいつもよりカット数が多かったから、大変だったと思う。

◆ カット数っていつもどのくらいあるのでしょうか?

栗栖:今回の「ルパン」の場合、目標は300カットなんだけどいつも大体330カットくらい。23話は360カットぐらいあったんだ!

◆ ひえ~!ダ・ヴィンチとのタイマン勝負が各キャラ描かれていたので、カット数も多かったんですね。
他に印象的に覚えていることはありますか?

栗栖:今回の「ルパン」はシリーズを通してつながる一本の大きいストーリー(タテ軸)と個別エピソードがあって、今回はタテ軸の話にあたるんだよね。23話はタテ軸の最終戦前半のため、見応えのある画作りをしないといけない。例えばダ・ヴィンチ城や塔が変型したり、新しいものが沢山でてきた。今まで使ったものを使いつつ、よりバージョンアップさせていく感じでやっていったよ。

 

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◆ ダ・ヴィンチ城は背景ですか?

栗栖:そうだね。全部署大変だったんだけど、特に背景さんとCGさんが大変で、ダ・ヴィンチ城はかなりハードだったみたい。24話と兼用カットになるかどうか照らし合わせてたよ。

◆ 兼用できるかどうかって大きいですよね。

栗栖:他にもモブシーンの合わせとかもあったかな。塔の変型はテクスチャーを美術さんに描いていただいて、それをCGに貼り付けている。ダヴィンチ城に向かうDNAみたいな二重螺旋はCGで作ってるよ。工数も多くなって大変だったね。

 

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◆ 23話は終盤に向けてゲストキャラが登場しませんが、ゲストキャラがいる時といない時とで、進行する上で気持ちが変わるものなんですか?

栗栖:う~ん…今回の「ルパン」の場合は浦賀航やダ・ヴィンチ、ニクスの家族などがタテ軸のゲストキャラにあたると思うんだ。メインのキャラクターと絡むことで、そのメインキャラの人間像が見えてきたりするところが面白いかな。

 

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栗栖:反対に一話完結の場合、その話数のキャラクターにルパンたちが絡みに行くから、タテ軸とのメリハリがついて他のシリーズとは違う面白さがあると思う。

◆ 来週でいよいよ「ルパン」が放送終了を迎えますが、振り返ってみていかがでしたか?

栗栖:30年ぶりのシリーズに関われて光栄でした。絵柄も好評をいただいて、続いていけばいいな。今回のシリーズは、古い作品を知るスタッフやベテランスタッフも多くいる中で作れた。次の機会があるとしたら、その辺がどうなっていくのか見えない部分はあるけど、またいいものを作りたいなと思う。

◆ 次の機会があるとしたら、栗栖先輩としてはどんなことをやっていきたいですか?

栗栖:そうだなあ。今回は制作デスクの立場で、今ある材料でスムーズに動かしていく役目だったんだよね。今度はその材料をそろえるプロデューサーのお手伝いとか、そういう形で早い段階から現場を動かして、スタッフの方々がよりいい仕事が出来るように関わっていけたらいいなと思う。

 

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◆ 栗栖先輩、ありがとうございました!

 

 

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ダ・ヴィンチとのタイマン勝負では、各キャラクターの特色が現れていましたね。次元は銃、五ェ門は剣、不二子ちゃんはカード。まさかイカサマをするとは…!
次回はいよいよ最終決戦です…「世界解剖 後篇」もお見逃しなく!

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