ルパン制作ブログ ルパン座トーク ルパン制作スタッフによる制作裏話

ルパン座トーク 打ち上げ編 in阿佐ヶ谷LoftA イベントレポート!

2016.05.12

皆さまこんにちは!
テレコム制作進行見習いのナカノンです。

4月24日(日)に阿佐ヶ谷LoftAにて開催された、「ルパン座トーク」イベントレポートをお送りいたします!
前回の様子はこちらから!(ルパン座トークin阿佐ヶ谷ロフトA イベントレポート!)

日曜夜の開催にも関わらず、沢山のお客様がいらっしゃいました~ありがとうございます!今回のイベントでは、制作スタッフ陣がトークを展開しつつ、その横でアニメーターさん達がライブドローイングを行うという超贅沢な構成でした。司会は浄園プロデューサーです。

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TVSP「ルパン三世 イタリアン・ゲーム」のオープニング映像の上映から始まりました~!何度見てもカッコイイですね。お客様もスクリーンを見つめます。

★友永×矢野×浄園 ほろ酔いdeルパン座トークwith横堀ドローイング

最初のコーナーでは、総監督の友永さん・監督の矢野さんが登壇。同時進行するドローイングコーナーには、キャラクターデザインの横堀さんが登場です。友永さんの乾杯の音頭でイベントが始まりました!

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シリーズが終わり、「ほっとした」と友永さん。浄園さんからは「TVシリーズの日本回(21話「日本より愛をこめて」)と最終回(24話「世界解剖 後篇」)、TVSP(『ルパン三世 イタリアンゲーム』)、JRA(TVCM「有馬記念」)が同時進行だった」と衝撃の発言が飛び出し、会場がどよめきます。

ライブドローイングではお客さんからの要望に応え、横堀さんがニクス、次元を描いていきます。煙草を吸う次元を、原画のように何枚も描き動かしてしまいました!マジック一発描きです!す、すごい…!

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客席の反応を受け、トークは次元の話に。『ウルトラマンA』のゴルゴダの丘をイメージしたという次元の磔刑(3話「生存率0.2%」)に触れ、浄園さんが「次元のはだけた胸」へのこだわりを語りました。3話と最終回の視聴率は同率一位だったそうですよ!

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矢野さんは「全話見ていただき、ありがとうございます。日本未放送回が2本あるので、そちらも見ていただけたら嬉しいです」と語り、友永さんが「応援していただきありがとうございます。またシリーズがあるようだったら、可愛がってあげてください」とコメントして結びました。
ここでコーナーは終了です!横堀さんもお疲れ様です!
★脚本チームより愛をこめて

続いては、脚本チームより高橋悠也さん、吉田恵里香さん、稲本達郎さんが登場!後半担当話数をテーマに話が弾みます。
高橋さんは「18話(「始まりの晩餐」)でセリフがある通り、ニクスはラテン語で≪雪≫の意味なんです」とニクスの名前由来について語ります。

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吉田さんは第16話「ルパンの休日」、第20話「もう一度、君の歌声」と第22話「ルパン頂きに参ります」の脚本を担当されています。
第16話「ルパンの休日」が一番難航した回だったようで、「犬の名前を聞かれて「五ェ門」と答える、あの台詞が書きたいがために書いた」とのこと。
第20話「もう一度、君の歌声」では、老夫婦の人生を描きながらルパンのかっこよさを見せたかったと述懐します。一度聴いたら耳に残る「お散歩し~ましょ~」の歌詞も吉田さんが書いたもの。「かなしハッピー」みたいな感じを目指して書いたそうです。

稲本さんの担当回は第17話「皆殺しのマリオネット」と第21話「日本より愛をこめて」です。
第17話「皆殺しのマリオネット」の展開に悩んでいた時に、たまたまテレビで「ターゲットは555M」(2ndシリーズ第148話)の放送を見て、「テクニックを使ってピンチを切り抜ける」アイディアにインスパイアされ、次元と五ェ門の戦いを思いついたようです。「これまでルパンを作ってきた方々の土台に立ってやらせていただいてるんだなと思いました。」と話します。

高橋さんは第13話「ルパン三世の最期」について、「凄く思い入れの深い作品で、1stシリーズ4話の「脱獄のチャンスは一度」に挑戦したかった」と語りました。「銭形がルパンを追う美学がどういうものなのか、ルパンが死んだら銭形はどう思うのかを心情的なドラマとして盛り込みたかった」とのこと。
第15話「高校教師ルパン」は藤沢さんという若い脚本家さんと高橋さんとの共同脚本。何のスキルもない一般人とルパンが絡んだら、と考えてコミカルな話を作ったそうです。
最後はダ・ヴィンチとの戦いに触れ、ダ・ヴィンチ1人VSルパン一味という構図だと、弱いものイジメに見えると考え、全員が別々にダ・ヴィンチと戦えるストーリーにしたそうです。

後半話数の想いを熱く語り、一人ひとりのルパン愛が見えるコーナーでした!

その間のドローイングには漫画家のtogekinoko(togekinoko)さん、アニメーターの酒向大輔さんが登場です。
まずは酒向さんから。ルパン、次元、そして第21話「日本より愛をこめて」に登場する、華崎マユちゃんも描いてくださいました!
可愛いですねえ。ぽおっとします。

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選手交代でtogekinokoさんが筆を握ります!トークコーナーも脚本チームから、「音」チームにバトンタッチです。
★ニクス役・咲野さん&音響監督・清水さんのアフレコ話

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ニクス役の咲野俊介さんと音響監督の清水洋史さんが登場です!軽快にトークが弾みます。
咲野さんは大の小林清志さんファンとのこと。
これまでお仕事でご一緒した「ルパン」TVSPの『ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト』『ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ』のアフレコ時の思い出を語ってくださいました。「ニクス役のお話をいただいた時は嬉しかった」と話します。

スクリーンにはtogekinokoさんが書いたニクス&次元の絵が…!咲野さん大興奮!

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清水さんが音響監督になられたのは、キャストの皆様が変わった2011年のTVSP『ルパン三世 血の刻印 〜永遠のMermaid〜』と同時期のことだったそうです。『Lupin the Third~峰不二子という女~』や『LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標』などもあり、「充実した6年でした」と振り返ります。
「脚本、コンテ、アニメーターが作ったものを我々音響が最後に音を入れる。生理的に刺さるものにしなくてはいけない」と話します。

ちなみに今回のTVSP「イタリアン・ゲーム」で羊の群れにルパン銭形が車で突っ込むシーンがありますが、山寺さんが入れた羊の声もあるそうですよ…!これは見直さないといけませんね!

咲野さん、清水さん、楽しいひと時をありがとうございました!
ドローイングのtogekinokoさん、酒向さんお疲れ様でした!

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★造型師と呼ばれた男リターンズ

造型師の鬼山さん、鈴木さん、そしてバンプレストの岸さんが登場!ルパン達と、レベッカのフィギュアについて紹介してもらいました~!実はステージ上の机にはフィギュアがズラリと並んでいました。かっこいいですよねえ!

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フィギュアのプレゼントジャンケン大会が開催され、会場は大盛り上がり。終盤には咲野さんが登場。前のコーナーでも話していましたが、「ニクスフィギュアを作って欲しい」と直談判する一幕もありました。

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前半戦終了です~!後半に続きます!
★VAP宣伝チーム

BD&DVDの宣伝チームによるコーナーです。
6巻目ジャケットデザインを初披露!ニクスが表紙に登場です。

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かっちょええ!6巻は5月25日発売です。1巻~5巻は発売中です。お手元に置いていただき、何度も楽しんでくださいませ!

 
★ライブドローイングコーナー

ライブドローイングコーナーには、友永さん、矢野さん、髙橋優也さんが登場です!客席からリクエストを募りじゃんじゃん描いていく、というもの。

トップバッターは友永さん!客席からいきなり「(某ロボットアニメタイトル)!」の声があがります。声の主はなんと横堀さん。出番を終えた横堀さんと脚本の高橋(悠)さんがいつの間にか客席でまったりとくつろいでます。主題歌を歌いながら描き上げる友永さん。髙橋(優)さんが「メカを一発描きってすごいですね」と驚く程、すいすいと描いていきます。
そして「(某未来少年のタイトル)」も描いていただきました!矢野さんは「OH!プロに見学に行ったときに友永さんが原画を描かれてた」と当時の思い出を語ります。

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お次は髙橋(優)さんです!「次元大介の墓標」の眼帯ルパンや『ルパン三世 ルパン暗殺指令』の銭形を描いていきます。「フリルのエプロン」に、どよめきが起こります。フリルの感じがちょっと違うようですが(それに気が付くお客様がすごいです…)、大好評でした。

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そして歴代のルパンを解説付きでドローイング!

まずは1stシリーズから。「1stルパンの耳の中の描き方と今回のシリーズは同じなんです」と解説しながら描いていきます。髙橋(優)さんの解説に、客席では横堀さんが「そうなんだよね」、高橋(悠)さんが「それに気付いてるって凄いですね」と話していました。

続いて2ndルパン。髙橋(優)さんの新ルパン特徴の解説に「なるほど、なるほど」と私の隣でつぶやく横堀さんが印象的です。

PARTⅢのルパン、そして今シリーズのルパンを描いてフィニッシュ!今回のシリーズでは、ルパンと次元が着ているジャケットの襟の違いを説明していました。客席から感嘆の声が上がります。

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トリを飾るのは矢野さん。
矢野さんは1stシリーズの第1話「ルパンは燃えているか・・・・?!」の囚われの不二子を描きます。親に隠れて見てたという当時を振り返りつつ、「放送当時の感動を伝えたい」と話します。

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友永さんはスクリーンを眺めながら「宮崎さんは非常に都会的なクラリスで、大塚さんは浅草のストリップのようなお姉ちゃんになる。不二子は色っぽいけど親しみやすい、という話を近藤(喜文)さんとしたことがある」と述懐されていました。

こちょこちょマシーンの本数について、矢野さんの「何本くらいありましたっけ?」という問いに、客席から「15、16くらい」とすぐに答えが返ってきました!皆さま詳しすぎです…!

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矢野さんの描く不二子ちゃん、とても色っぽいです!
友永さん、矢野さん、髙橋(優)さん、ありがとうございました!

 
★チャリテイーオークション

続いては熊本地震被災者支援チャリティーオークションです。なんでも矢野さんは熊本ご出身なのだそう。友永さん矢野さんを始めとするスタッフチームと脚本チーム、森本さん、小池さん、ジェイムス下地さんなど多くの方にご協力いただきました。ありがとうございます!

オークションに関係者なんて関係ないさ、ということで、スタッフも参戦OK!音響監督の清水さんが乱入したり、阿佐ヶ谷LoftAのスタッフさんまで参加してくださいましたー!ありがとうございます!! このオークションで寄せられた金額は義援金にさせていただきます。

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今回の地震で被災された皆さまのご無事と、被災地の一日も早いご復興を、心よりお祈りいたします。

 
★抽選プレゼント

恒例のプレゼント大会も開催です~!ライブドローイングで描かれたイラストや、モンキー・パンチ先生のサイン色紙などがプレゼントされました。うらやましい…!

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抽選プレゼントが終了すると、スクリーンには『ルパン三世 GREEN vs RED』のダイジェスト映像と今シリーズの各話名場面が映し出されました。その映像をバックに浄園さんが、自分とルパンの関わりを振り返りながら語りました。浄園さんのルパンへの熱い想いがヒシヒシと伝わってくるトークでした。

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そして。あの!かっこいい最終回ラストシーンも上映!
そこで浄園さんはこう締めます。「ラストシーンのルパンは皆さんにはどう語っているように見えましたか?私には“またな”、そう言ってるように見えました。」

空間的にも内容的にも密度の濃いイベントでした!イベントに参加してくださったお客様、ご登壇いただいたスタッフの方々、咲野さん、ご協力いただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました!
6月4日(土)には大阪のロフトプラスワンWESTにて「ルパン座トーク 大阪出張編」を開催いたします!関西の方はぜひお楽しみに!

 

 

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